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札幌の買取専門店が解説 金1オンスは何グラム?重さ・換算表・日本円価格・高価買取のコツも解説

金・プラチナ 2024.12.14
金はその資産価値が高く、価値が下がりにくい素材として知られています。指輪やネックレスなどのアクセサリーにも広く使用され、現金化を考える方も多いのではないでしょうか。その際によく耳にするのが「オンス」という単位。しかし、このオンスにはいくつかの種類があり、金に使用されるオンスについてよく理解していない方もいるかもしれません。 この記事では、「金1オンスは何グラム?」という基本的な疑問から、金1オンスの現在の価値、そして高く売却するためのポイントまで詳しく解説します。これを読めば、金を売却する際に役立つ知識が身につきます!

金はその資産価値が高く、指輪やネックレスなどのアクセサリーにも広く使用され、現金化を考える方も多いのではないでしょうか。その際によく耳にするのが「オンス」という単位です。

この記事では、金1オンスは何グラムなのか?という基本的な疑問から、金1オンスの現在の価値、そして高く売却するためのポイントまで詳しく解説します。

金1オンスは31.1035グラム|グラム換算早見表も

なぜ金1オンスが31.1035グラムという数値になるのか、そして実際の金貨にはどのようなサイズ・重量があるのかを理解することで、金の価値をより正しく把握できるようになります。
ここでは、取引で使われる「トロイオンス」の意味や、サイズ別の重量表、グラム換算の早見表を順に解説します。

金取引におけるトロイオンスとは

「トロイオンス(Troy ounce)」という名称は、フランス・シャンパーニュ地方の都市トロワ(Troyes)に由来します。
中世ヨーロッパではこの地域が商業の中心地となり、さまざまな金貨や銀貨が流通していました。重さや品位が異なる貨幣を公平に取引するための基準として、トロイオンスが採用されたといわれています。

現在でも、金や銀など貴金属の国際取引における標準単位としてトロイオンスが広く用いられています。一方、日本では日常生活で使われることはほとんどなく、主に金の売買や計測の場面に限定して使われています。

1トロイオンスの重さは31.1035グラム

金の取引に使われる1トロイオンスは正確に31.1035グラムです。この基準値をもとに、各サイズの金貨の重さを算出することができます。

金貨のサイズ別重量表

金貨サイズ重さ(グラム)
1オンス金貨約31.1g
1/2オンス金貨約15.5g
1/4オンス金貨約7.7g
1/10オンス金貨約3.1g
1/20オンス金貨約1.6g

たとえば、1/2オンス金貨は「31.1035 ÷ 2 = 15.55175g」と計算されます。実務上は約15.5グラムと覚えておけば十分です。

グラム換算の早見表まとめ

金の取引において使われるトロイオンスは、1オンス=31.1035グラムを基準としています。以下の早見表では、主要な金貨サイズをグラムに換算した値をまとめています。

金貨サイズグラム換算(正確値)実務で使われる目安
1オンス31.1035g約31.1g
1/2オンス15.5518g約15.5g
1/4オンス7.7759g約7.8g
1/10オンス3.1104g約3.1g
1/20オンス1.5552g約1.6g

計算は「31.1035 ÷ 分母」で求められます。例えば、1/4オンスの場合は「31.1035 ÷ 4 = 7.7759g」となり、おおよそ7.8gと覚えておくと便利です。

このような換算表を把握しておくと、手元の金貨や投資商品の重さを確認する際に即座にグラム数をイメージでき、価格計算や売買の判断に役立ちます。

金1オンスの日本円価格の目安

金の価格は世界共通で取引される「ドル建ての金価格」を基準に、為替レート(ドル円)の変動を反映させて計算されます。

ここでは、国際金価格と為替の関係、1g単位での計算方法、そして実際の日本円換算例を順に解説します。

国際金価格(ドル建て)と為替レートの関係

金1オンスの日本円価格は「国際金価格(ドル建て)× 為替レート(ドル円)」で決まります。
具体的には、世界的な基準となる国際金価格は、ニューヨーク商品取引所(COMEX)やロンドン地金市場協会(LBMA)などが公表する「ドル建ての金価格」です。これに日本円への換算レートが掛け合わされることで、国内での金の取引価格が決まります。

1gあたりの価格から算出する方法

金1オンスの価格を日本円で求める基本式は、次のとおりです。

1オンス(31.1035g)のドル建て価格 ÷ 31.1035 × 為替レート(ドル円)

この式を使えば、1gあたりの金価格を計算し、その値に31.1035を掛けることで1オンスの日本円価格を求められます。

日本円換算例

たとえば、国際金価格が 1,900ドル/オンス、為替レートが 1ドル=150円 の場合、次のようになります。

内容計算式・価格
1gあたりのドル価格1,900 ÷ 31.1035 ≒ 61.1ドル
1gあたりの日本円価格61.1 × 150 ≒ 9,165円
1オンスの日本円価格9,165 × 31.1035 ≒ 約28万5,000円

このように、「1gあたりの価格」を算出 → 為替レートを掛ける → 1オンス換算する流れを押さえておけば、最新の国際金価格と為替をもとに、ご自身で目安を計算できるようになります。

金1オンスの価格に影響する要因

金1オンスの価格は一定ではなく、常に変動しています。 その背景には、世界的な経済情勢や金融政策、為替レートの動き、そして需要と供給のバランスといった複数の要因が関係しています。
ここでは、こうした金価格に影響を及ぼす主な要因を一つずつ解説します。

世界情勢・経済不安と金相場

世界的な不安が高まると、金価格は上昇しやすくなります。
戦争や紛争、国際的な対立、金融危機などが起こると、株式や通貨といったリスク資産から資金が流出し、安全資産とされる金に資金が移動します。その結果、需要が急増し、金の相場は上昇傾向を示します。

実際に、2008年のリーマンショックや2020年の新型コロナウイルス流行時には、投資家のリスク回避姿勢から金の価格が急騰※ しました。こうした事例は「有事の金」と呼ばれる現象を裏付けています。

※参考:https://eneken.ieej.or.jp/data/2951.pdf

為替(ドル円)の変動

日本での金価格は、為替レートの影響を強く受けます。
原因として、金の国際価格は米ドルで取引されるため、日本円に換算するときにはドル円相場が直接反映されることが挙げられます。

このため、国内で金を売買するときには国際金価格だけでなく、為替の動きをあわせてチェックすることが欠かせません。 特に円安局面では、日本円での金価格は上昇しやすくなる傾向があります。

インフレ・金利動向

インフレが進むと、金価格は上昇しやすくなります。
物価が上がる局面では、現金の実質的な価値が目減りするため、投資家は価値を保ちやすい実物資産である金に資金を移す傾向があります。その結果、金の需要が高まり価格が押し上げられます。

このように、インフレと金利は金価格に対して逆方向の影響を与える場合が多いため、投資判断では両方をあわせて確認することが重要です。

需要と供給の変化

金の価格は、需要と供給のバランスによっても大きく変動します。
投資家の購入需要が高まると価格が上がるのはもちろん、宝飾品需要や工業用途(電子部品・医療機器など)での需要増加も金相場を押し上げる要因となります。特に新興国での所得増加は、宝飾品需要の拡大につながりやすい傾向があります。

一方、供給面では金鉱山の産出量やリサイクル金の流通量が影響します。新規の採掘コストが上昇したり、生産が停滞したりすると供給が制約され、価格が上昇する要因となります。逆に、供給が豊富で需要を上回れば、金価格は下落しやすくなります。

このように、金の価値は投資需要だけでなく、実需と供給状況の変化によっても左右されるため、総合的に動向を把握することが重要です。

日本と海外での金取引単位の違い

ここでは、単位換算が重要となる理由と、日本・海外それぞれの取引単位について詳しく解説します。

投資や売買で単位換算が重要な理由

金取引では、グラムとオンスの単位換算を正しく理解していないと、価格判断を誤る可能性があります。
国際相場は1トロイオンス=31.1035グラムを基準に示されますが、日本の地金商や買取業者は「1グラムあたりの価格」で表示するのが一般的です。この差を理解せずに数字だけを比較すると、実際の価値を見誤ってしまいます。

例えば、海外ニュースで「金価格が1オンス=1,900ドル」と報じられていても、それを円換算するには必ずグラム数に直し、為替レートをかける必要があります。こうした換算を省略すると、投資判断や売買価格の交渉で不利になる可能性があります。

このように、単位換算は単なる計算ではなく、正確に相場を把握し、適切なタイミングで取引するために欠かせない知識なのです。

日本:グラム単位での取引

日本国内では、金の取引価格は基本的に「1グラムあたり」で表示されます。
大手地金商、また買取業者や販売店の価格表もすべて「円/g」を基準にしています。そのため、消費者が金を購入したり、手持ちのアクセサリーや金貨を売却したりする際は、必ず「1gあたりの相場」を確認するのが一般的です。

海外:オンス単位での取引

海外の金取引では、基準単位として「トロイオンス(1オンス=31.1035g)」が広く用いられています。

国際的な金市場ではすべてオンス建てで価格が表示されるため、海外ニュースや国際相場を確認する際には、オンスをグラムに換算しないと日本国内の価格と比較できません。

たとえば「金価格1オンス=1,900ドル」と報じられていても、日本での取引に照らし合わせるには 1,900 ÷ 31.1035 ≒ 61.1ドル/g と計算し、さらにドル円レートをかける必要があります。

このように、海外相場を正しく理解するにはオンスをグラムに換算する知識が不可欠です。日本と海外で単位が異なることを意識することで、相場情報の誤解を防ぎ、適切な投資判断につなげられます。

代表的な金1オンス金貨の種類

世界各国では、1オンスを基準とした金貨が数多く発行されています。
特にカナダやアメリカ、オーストリア、南アフリカといった国々の金貨は知名度が高く、世界中の投資家に取引されています。

それぞれの金貨はデザインや歴史的背景、流通量に違いがあり、投資目的だけでなくコレクションとしての価値を持つものも少なくありません。ここでは、代表的な4種類の金1オンス金貨を順に紹介します。

カナダ|メイプルリーフ金貨

カナダのメイプルリーフ金貨は、世界で最も流通量が多い投資用金貨のひとつです。

1979年からカナダ王室造幣局によって発行されており、純度99.99%(24金)の高品質が特徴です。表面にはカナダの象徴であるサトウカエデ(メイプルリーフ)、裏面にはエリザベス2世の肖像が刻まれており、そのデザイン性からも高い人気を誇ります。

そのため投資家にとっては信頼性が高く、換金性の面でも優れています。

アメリカ|イーグル金貨

アメリカのイーグル金貨は、米国政府が公式に発行する代表的な投資用金貨です。
1986年からアメリカ造幣局により発行されており、世界的に高い流通量と知名度を誇ります。純度は91.67%(22金)で、銅や銀が混合されているため耐久性に優れているのが特徴です。表面には「自由の女神像」、裏面には「飛翔するワシ」が描かれており、力強いデザインが印象的です。

国際的な信頼性と換金性が非常に高い傾向にあり、特に北米市場で人気があります。投資用だけでなくコレクションとしても幅広く取引されています。

オーストリア|ウィーン金貨

ウィーン金貨は、ヨーロッパで最も知名度が高い投資用金貨のひとつです。
1989年にオーストリア造幣局が発行を開始し、純度99.99%(24金)の高品質を誇ります。表面にはウィーン楽友協会のパイプオルガン、裏面にはチェロやバイオリンなどの楽器が描かれ、音楽の都ウィーンを象徴するデザインが特徴的です。

その芸術性の高さから、投資対象としての価値だけでなく、コレクションアイテムとしても人気があります。

南アフリカ|クルーガーランド金貨

クルーガーランド金貨は、世界で最も歴史のある投資用金貨です。

1967年に南アフリカ共和国で発行が始まり、一般市民が気軽に金へ投資できるようにすることを目的に誕生しました。発行当初から国際的に広く流通し、「投資用金貨市場を切り開いた存在」として知られています。

純度は91.67%(22金)で、銅を混ぜて耐久性を高めているのが特徴です。表面には初代大統領ポール・クルーガーの肖像、裏面には南アフリカの象徴であるスプリングボック(カモシカ)が描かれています。

世界中の投資家から支持されており、歴史的な信頼性と高い換金性を兼ね備えた代表的な金貨として位置づけられています。

金を売却・購入するときの注意点

金を売却・購入する際には、価格に直結するいくつかの重要なポイントを確認する必要があります。

ここでは、取引に際して特に留意すべき代表的な注意点を順に整理します。

なお、買取堂ふくふくでは熟練の鑑定士が在籍し、正確かつ適正な査定を行っています。メッキ製品や金張りの製品も取り扱い対象となるため、他店で断られた場合でも相談できる体制が整っています。

重さと純度の確認

金の売却価格や購入価格は、基本的に「重さ」と「純度」によって決まります。

同じ重量であっても、純度が高いほど評価額は上がります。たとえば、24金(K24、純度99.99%)と18金(K18、純度75%)では、1gあたりの価値に大きな差が生じます。

取引の際には、正確な重量の測定と純度の判定が不可欠です。特にアクセサリー類はデザインによって金以外の素材が含まれる場合もあるため、専門的な検査で金の含有率を確認する必要があります。

重さと純度を正しく把握していないと、実際の価値より低く見積もられる恐れがあるため、事前にチェックしておくことが重要です。

相場チェックと売却タイミング

金の価格は常に変動しているため、相場が高い時期を狙って売却するのが理想です。また、金は主に米ドルで取引されるため、日本円での売却価格は為替相場にも影響を受けます。円安時期を狙うことで、より高値での売却が期待できます。

複数業者の見積もり比較

買取専門店ごとに査定額が異なるため、複数の店舗で見積もりを取るのが重要です。また、店舗の口コミや評判を調べ、信頼できる業者を選びましょう。

金を保有するメリット

ここでは、金が持つ具体的なメリットを順に整理して解説します。

世界共通の実物資産

金は、世界中どこにおいても価値が認められる実物資産です。

紙幣や電子マネーのように発行主体の信用に依存せず、物そのものに価値が備わっているため、国や通貨が異なっても取引が可能です。古代から現代に至るまで通貨や装飾品として利用されてきた歴史が、その普遍性を裏付けています。

このように、国境を越えて共通の価値を持つ資産は非常に限られており、金はその代表格といえます。金融システムや経済状況が変化しても揺らぎにくいため、資産保全の手段として広く選ばれ続けています。

希少性が損なわれにくい特性

金は埋蔵量が限られている希少資源であり、その価値が失われにくい特性を持っています。

地球上に存在する金の総量は限られており、新たな鉱山開発が進んでも急激に供給量が増えることはありません。むしろ採掘コストは年々高まり、供給の伸びは制約されています。

また、金は化学的に安定しており、腐食や劣化がほとんどないため、長期間にわたりそのままの状態で保有できます。こうした性質から、金は「時間が経っても価値が目減りしにくい資産」として位置づけられています。

信用リスクがないこと

金は、国や企業といった発行主体の信用に依存しない資産です。
株式や債券、通貨などの金融資産は、発行体の経営状況や財政状態によって価値が左右されるため、倒産やデフォルトのリスクを常に抱えています。

一方、金は実物そのものに価値が備わっており、特定の国や組織の信用が失われても価値がゼロになることはありません。このため、いわゆる「信用リスク」に左右されない独自の強みを持っています。

こうした特性から、金は金融システムや経済情勢が不安定な局面でも資産を守る手段として選ばれ続けています。

金の相場や売却タイミングを見極め、賢く売却を。金の買取なら札幌の買取堂ふくふくへ

トロイオンスは金の取引に欠かせない重さの単位です。金1オンスが何グラムなのか、またその価値がどのように決まるのかを理解することで、より有利な条件で売却することが可能になります。

買取堂ふくふくでは、金をはじめとする貴金属の高価買取を行っています。この記事を参考に、金の相場や売却タイミングを見極め、賢く売却を進めてみましょう。

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